【就活】企業側のルール:不適切な質問って知ってる?

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不愉快な質問をされて、つらい

就活はつらいです。

面接に行くと良く分からない質問をされるしやめてほしいです。

特にイラっとしたのは

『一人っ子なの?じゃあ甘やかされて育ったんだ?』

ですね。

笑顔でキレてました。

面接でこんな質問をされたことはありませんか?

『ご兄弟はいますか?』

私もされたことのある質問です。

しかし、実はこのような質問をしてくる会社は、ちょっとおかしな企業です。

ここでは、採用活動における不適切な質問に関して、厚生労働省企業向けに開示しているガイドラインや私の実体験を交えてご紹介します。


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不適切な質問とは

就職活動では公正で公平な選考が求められます。

その実施は企業の責務であって、怠慢は許されません。

しかし、公正性・公平性を踏みにじるような質問を行う企業があります。

私も遭遇したことがあります。

そのため、厚生労働省企業に向けて、不適切な質問内容の例を開示しています。

公正な採用選考の基本』というページです。(ガイドラインですね。)

以下に厚生労働省による『公正な採用選考の基本』より重要な部分を引用します。

また、これに抵触する、私が実際にされた残念な質問を紹介します。

引用:採用選考時に配慮すべき事項(抜粋)

<a.本人に責任のない事項の把握>

本籍・出生地に関すること (注:「戸籍謄(抄)本」や本籍が記載された「住民票(写し)」を提出させることはこれに該当します)

家族に関すること(職業、続柄、健康、地位、学歴、収入、資産など)(注:家族の仕事の有無・職種・勤務先などや家族構成はこれに該当します)

住宅状況に関すること(間取り、部屋数、住宅の種類、近郊の施設など)

生活環境・家庭環境などに関すること

<b.本来自由であるべき事項(思想信条にかかわること)の把握>

宗教に関すること

支持政党に関すること

人生観、生活信条に関すること

尊敬する人物に関すること

思想に関すること

労働組合に関する情報(加入状況や活動歴など)、学生運動など社会運動に関すること

購読新聞・雑誌・愛読書などに関すること

(文献[1]より引用)

私が実際にされた残念な質問

以上で引用した不適切な質問に該当する質問の例をご紹介します。

私が実際にされた質問です。

そのときは笑顔で乗り切りましたが、この会社は危ないと悟りました。

 

・○○県の△△小学校出身なんだ?ずっとその辺りに住んでるの?(本籍・出生地に関すること )

・お父さんはどんなお仕事をされていますか?(家族に関すること:職業

・お父さんやお母さんもあなたくらいの大学出身ですか?(家族に関すること:学歴

・ご兄弟はいますか?(家族に関すること:家族構成

・一人っ子なの?じゃあ甘やかされて育ったんだ?(生活環境・家庭環境などに関すること)

 

一見何気ない質問ですが、こうして見ると意図や必然性に疑問を感じませんか?


 

自己分析で自分を知るのもいいですが、敵にできることとできないことも知っておきましょう。

変な企業に引っかからないように気を付けてください。

無事を祈っています。

(なお、変な企業じゃなくてもお仕事はつらいです。)

参考

[1]厚生労働省:公正な採用選考の基本(2017/3/17 閲覧)


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