お前は人間ではない。工数だ。
私は不本意にも制服として作業服を着させられています。
汚れやすい作業をするときに着るのは理にかなっていますが、オフィスワークのみの場合でも着させられています。
(こういう会社って結構多いですよね。)
ですが一方で、私の会社の本社ではスーツの着用が基本です。
皆さんにはこの意味がお分かりになるでしょうか。
身分の低さを象徴している
端的に言えば身分が低いということです。
連帯感とか不審者対策とかといった理由はあるのでしょうが、社外の人間が頻繁に出入りする本社では作業着ではなくスーツなわけですから、なるほどなって感じです。
社外の人間に見せるには恥ずかしい姿なわけですからね。
そんな身分の低い服の着用を義務付けられるということは、辱めを受けるのと同義です。
つまり、人権が無いことを意味します。
制服を着ている間、私は人間ではありません。
もちろん、あなたもです。
お前はただの工数だ
では人間ではないのだとしたら一体何なのでしょう。
我々は労働力を提供する存在です。
労働力とは何でしょう。
それは
『(一定時間にこなせる仕事量)×(提供する時間)』
です。
工数ってやつですね。
一般に、一日に一人が提供できる労働力(工数)のことを『1人日』と言いますね。
そう、つまり作業着を着たあなたは『人間ではなく工数』1人日分なのです。
ちなみに私は能力が低いので1人日にもなっていません。
とてもつらいです。
やめたい。
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