中学一年生だった貴方へ
皆さんは中学一年生の頃、どんな子供でしたか?
昔の自分を思い出せますか?
当たり前が当たり前ではなかった時代が、ありませんでしたか?
『最近の中学生はどうなってるんだ?』
『うちの子供が中学生なのに子供すぎる。』
そう思った貴方はもう大人になってしまったのでしょう。
今回は、ハイパー世間知らずだった中学一年生の僕に、5つの『ちょっとした人生のヒント』を贈ろうと思います。
自分が中学生だったときのことも思い出してみてください。
中学生なんてこんなもんですよ。
1. 電車には『路線』っていうのがあるんだぞ
昔の僕『同じ駅なのに改札が2つあるし、行きたい駅に行けない』
いいか、電車はな、全部が繋がっているわけじゃないんだ。
いくつもの会社がそれぞれの『路線』を運営していて、お前が今いるその駅には、2つの路線が通っているんだ。
片方の改札では片方の路線にしか乗れないんだぞ?
あと、駅員さんも路線によって担当が違うから、違う路線の乗り方とかを聞くと冷たくされるぞ。
だから今お前が手に持っているその切符は、反対側にある改札で使うんだ。
2.『OIOI』は『まるい』って読むんだぞ
昔の僕(電話中)『おいおいっていうのがあるんだけど、どう歩いたらいい?』
いいか、それは『おいおい』じゃあないんだ。
『まるい』って読むから覚えておこうな。
もちろん、気持ちはわかる。
せめて『まるいまるい』だよな。
わかるぞ。でも違うんだ。
きっとお前も大人になれば諦めがつくと思う。
3. 大き目の制服を買っても無駄だぞ
昔の僕『母親も採寸してくれたおばちゃんも背が伸びるって言ってたし、大き目のを買おうかな』
いいか、お前の背はそんなに伸びない。
採寸のおばちゃんと母親は、何の根拠もなく
『一気に背が伸びるからぁ(おほほ)』
『ですよね(おほほ)』
と言う会話をする生き物なのだ。
お前のそのダボついたダサい制服、三年生になっても大して変わらないぞ。
4. 髪の毛はこまめに切ろうな
昔の僕『めんどくさいし、床屋は三カ月に一回くらいでいいよね』
だめだ。
いいから一カ月半くらいで切りに行け。
お前は客観視できないかもしれないが、伸び切った髪の毛って気持ち悪いぞ。
しかもお前は目付きが悪い。
お前のニックネーム、気づいたら『オタク』になってるぞ。
何にも詳しくねえのにな。
5. メガネは病院で買うな。ダサいぞ。
昔の僕『病院で眼鏡を勧められたから買ってきた』
だめだ。
眼科で勧められる眼鏡はなぜかダサくて高価だ。
いいからイケてる名前の眼鏡屋さんに行くんだ。
そうだな、例えば『Zoff』みたいな響きの店が良いんじゃないか?
言い忘れたけど、『メガネのパリミキ』は親世代向きだから気をつけろよ。
お前がしっかりしていないから今の俺はこんな風になっちまったんだ。
頑張ってくれよな。
皆さんは中学生だったころの自分の姿を思い出せましたか?
見ているとちょっとイライラする中学生。
見ているとちょっと心配になる中学生。
皆さんもきっと、通った道のはずです。