来年も会える確率は
毎日のように道すがらすれ違うおばあちゃん、その人に会えるのは当たり前ではないのかもしれません。
年に一度の親戚の集まりでしか会っていないおじいちゃん、その人に会えるのは今日が最後かもしれません。
後悔しないために『来年も会える確率』を知っておきましょう。
1年後の生存率を調べよう
確率と言っても数学的手法によって算出するのは厳しそうですよね。
でも大丈夫です。
国による統計データがあります。
今回利用するのは参考文献[1]に示した、厚生労働省による『生命表』という統計データです。
1年後の死亡率や生存率だけでなく余命に関しても細かく載っています。
上記の文献[1]を基に作成した高齢者(65歳以上)のグラフを図1に示します。
図1 1年後の生存率(性別・年齢別)
案外会えそう
図1を見ると、1年後なら案外会えそうだなあ、という気がしてきます。
さすがに100歳を超えてくると五分五分といった感じにもなりますが、90歳程度なら9割くらいは会えそうです。
やったぜ!
でも、逆に言えば10人に1人は会えなくなるわけですから、悔いの残らないように明るく元気なご挨拶をしておきたいところですね。
参考
[1]厚生労働省:第 21 回生命表(完全生命表)の概況, 2012(2017/2/24 閲覧)
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