面接での緊張を和らげる2つの方法
私も面接では極度に緊張してしまい冷静であれば簡単に受け答えできたであろう質問にも答えられなくなってしまうことがありました。
場の空気が凍り付く感じ、冷や冷やします。
ですがそこでめげていては職に就くことはできません。
いろいろと試行錯誤して、どうにか乗り切りました。
そこで、私が実践した対策のうち特に効果の高かった2つの方法をご紹介します。
方法1:家庭やプライベートでの姿を想像する
就活の面接には偉そうなオッサンや品の良いオバサン、イケメン、綺麗なお姉さんなど、様々な面接官が登場します。
しかし、その姿は虚像にすぎません。
家庭やプライベートでの真の姿を想像してみましょう。
きっと緊張が解れます。
以下では4つの例を紹介します。
例1:偉そうなオッサン
そのオッサンは指輪をしていますか?
もししていれば恐妻家かもしれません。
怖い顔をしているくせに。
家に帰ると妻から嫌そうな顔をされ、居心地の悪い思いをしていることでしょう。
もしかしたら娘さんもいるかもしれません。
洗濯を一緒しないでと言われて落ち込んでいたりして。
そんなひどいことを言われても、お小遣いをオネダリされるとついあげてしまうダメなパパかもしれません。
例2:品の良いオバサン
そのオバサンの髪の毛の根元は黒いですか?
ちょっと白髪が混ざっていたりしませんか?
もし混ざっていれば、美容院代の節約のために自分で白髪染めをしているかもしれません。
ビニール手袋をして髪をかき分けながら薬剤を塗りたくっていることでしょう。
もしかするとスーパーの値引き商品が大好きかもしれません。
スーパーに行ってその日に安かった物で器用にメニューを考え、手際よく調理している姿はなんだか逞しいです。
でも食べるときは独り身の寂しさに身悶えしていたりして。
例3:イケメン
そのイケメンに彼女はいるでしょうか?
もしいれば彼女の前だと赤ちゃん言葉かもしれません。
「きょうもおしごとちゅかれまちた!」なんて言っていたりして。
もしかするとそれが原因で前の彼女に振られているかもしれしれません。
「ごめん、正直キモイ。」
最初はただのイケメンだったのに気を許した途端赤ちゃんになった彼に、彼女が失望したことは想像に難くありません。
例4:綺麗なお姉さん
普段はどんな部屋着を着ているのでしょう?
高校時代のジャージかもしれません。
はたまた何もないのにセクシーなネグリジェだったりもするかも。
もしかすると夕飯はコンビニ弁当かもしれません。
高校時代のジャージを着て胡坐をかいてテレビを見ながらコンビニ弁当をパクパク食べる。
そんな姿が目に浮かびます。
方法2:『これができたら私の勝ち』というルールを勝手に決めて勝利を目指す
面接を受けていると品定めされているようで大変気分が悪いです。
あっちは簡単にこちらを落とすことができますが、こちらが内定を勝ち取るのはなかなかに大変です。
そこで、『これができたら私の勝ち』というルールを勝手に定めます。
これさえクリアできていれば、面接の結果がお祈りであっても私の勝ちです。異論は認めてはなりません。
注意力が散漫になってしまうのではないか?とお思いでしょう。
それが狙いです。
敢えて気を散らすことが大事です。
緊張による集中のし過ぎによって相手方の反応を客観視できないことの方が問題です。
ここでは私が実践していたルールをご紹介します。
例:笑顔を引き出せたら勝ち
苦笑であってもOKです。
笑顔を引き出せたら勝ちです。
でもギャグを言うとかではないです。
面接は面接官にとって仕事なのでやや真剣な眼差しの口だけが笑っているタイプの顔が多いです。
それは笑顔ではありません。
ですが、こちらが笑顔で対応すると面接官も自然と笑顔になりがちなことに気づいたのです。
コツとしては
・苦労した経験や失敗談を話すときに『苦笑い』をする
・「そうですね」などの相槌を打つときに『にっこり』しておく
というのが効果的でした。
一見当たり前ですが、意外とできないものです。
場の雰囲気も良くなりますし、相手の反応を観察するようになるのでオススメです。
いかがだったでしょうか。
少しでも気休めになれば嬉しいです。